中丸:
菅野さんは、転職で中途入社ですよね。前職はどんなお仕事でしたか?
菅野:
私はメーカーで営業5年、企画職として広報や販売促進に携わり5年、新卒から11年近く同じ会社で働いていました。カタログ制作やWebサイトの運営管理など、制作会社にデザインを依頼する企業側にいたので、今とは逆の立場ですね。
中丸:
本当ですね、ネオのお客様側ですね。
営業のお仕事は、今の菅野さんのお仕事とはだいぶ違いますね。でも菅野さんの肝が座ってる感じは、その営業で鍛えられたんでしょうか。企画は、今のお仕事に繋がっているように見えます。
菅野:
まさにその通りですね!色々なキャラクターのお客様がいて、大変なこともありましたが鍛えられました。
企画の仕事は、今まさにクライアントの状況や考えを想像するのに、とても役立っていると思います。「私も昔、制作会社の説明でここ分からなかったんだよな〜」と思い出したり。
中丸:
わかります。前職での経験があるからこそ、逆の立場・お客様の気持ちがわかりますね。
私も前職はweb制作を依頼する立場にいました。ネットマーケティングの会社だったのですが、社内ではリサーチの仕組み(PHP)を作るものの、デザインがちゃんとしたサイトは作れずデザイン会社に依頼していました。
なので、お客様が通常の仕事をしながらサイト制作を依頼することが、通常業務にも負担がかかっていることを理解した上で、普段からお客様とやりとりしています。

11年勤めた会社を退職して、この会社へ入社するきっかけはなんだったのですか?
菅野:
退職後に出産し、子供が1歳になる時に、そろそろ働きたいなと思いました。スタジオネオの事務スタッフ募集を見つけ、営業時代の見積・請求など商売上の経験も、企画時代の経験もどちらも活かせると思いました。
何より、サイトのスタッフ紹介を見て、順子さんが育休中と書いてあったことが大きかったかもしれません。
菅野:
順子さんは、どんな経緯でスタジオネオを知り、入社を決めたのでしょうか? 
中丸:
私はむか〜〜しむか〜〜し20年前・・・、二十歳の頃にパソコンに初めて触れた時に、webサイトを作るお仕事がしたいと思い、パソコンショップや印刷会社、中学校のパソコン講師など様々なお仕事をしてきました。
独学でHTMLやSEO対策を勉強し、プライベートで趣味のホームページを作っていました。転職のたびに、web制作会社へ応募していたのですが、実績もなく中々縁がなく、20代後半になっていました。
都内のコンクリートジャングルで、蛍光灯の光しか浴びない様な環境で仕事したり、車で通勤するような場所へ勤務したり、色んなお仕事環境を過ごしていくうちに、好きな場所で好きなことを仕事にどうしてもしたい!と思い、大好きなエリア「二子玉川」とやりたかったお仕事「web 求人」で検索してたどり着いたのが、当時二子玉川にオフィスがあったスタジオネオの採用ページでした。

アルバイトのみ募集していたのですが、バイトでもいいので働かせて欲しい!と面接に行き、奇跡的に採用していただきました。

面接に行った時に、外から窓の中のmacマシンが並んでるのが見えて、当時windowsしか触れたことがなかった自分は「かっこいいー!」とすぐにそれだけで働きたくなりました(笑)。
菅野:
長い色々な経験を経て、ついに辿り着いたんですね!!
中丸:
かっこいいことがしたかったんです。
菅野:
その熱意がすごいです!
入社から11年、スタジオネオでもさまざまな経験があったと思いますが、どのような業務を経験されてきましたか?そして現在の仕事内容も教えてください。
中丸:
入社したころは、バナー作成やコンテンツページ1ページのデザインやコーディングをさせていただいてました。デザインについて勉強する機会がなかったので、デザインを1px単位で修正していく経験は、デザインにこだわりを持ち、良いものが作れるまで諦めない心を作るのにとても役立ちました。今でもその気持ちは変わっていません。
HTMLコーディングはできたので、伊波が作ったデザインは自分がコーディングするようになりました。また当時は男性二人がいて、一人はPHPなど詳しく、一緒にお仕事をさせていただく中でPHPのことも少しわかるようになってきました。
菅野:
そうやって基礎が作られていったんですね。
中丸:
はい。最初の2年ぐらいは基礎づくりでした。段々とデザインやコーディング以外に、お客様とのやり取りも直にさせていただけるようになりました。
お客様とのやり取りだけで夕方18時ころになり、デザインはそのやり取りが落ち着いた後にやることが多く、遅くまでお仕事をしていることも多かったです。当時は4〜5名ほどで仕事をしていました。

企画もデザインも窓口もコーディングも進行管理も見積りも全て行う状態だったのが、幸いお仕事の依頼も増え、一緒に働くスタッフも増えてきました。スタッフが増えてからは、事務的なことはなくなり、デザインとコーディングそれぞれでわかれたり、分業になってきました。
私は基本的には窓口とデザインをメインに行なっていましたが、手が空いたらコーディングをするなどしていました。

結婚後、責任ある立場で前線に立ちお仕事をさせていただいていたのですが、不妊治療をきっかけに仕事量をセーブさせていただきました。その後、出産・妊娠を経て復帰、今に至ります。スタジオネオで初の産休・育休取得者です!
現在は、webサイトやグラフィックデザインをメインに、コーディングや企画などの仕事をしています。
菅野:
順子さんの11年の歴史を、垣間みることができました。

私は事務スタッフとして入社してまだ2年弱。だんだんと、事務業務だけでなく、お客様を訪問したり、企画・進行、Webサイト更新、校正など、皆の制作の一部に加われることも増えてきました。

順子さんにとって、今までで特に印象的だった仕事はありますか?
中丸:
プラント・エンジニアリング事業の新卒採用サイトを作った仕事です。入社5年目で仕事にも慣れてきた頃だったのですが、新卒向けの採用サイトは初めてでした。採用サイトって少し特殊なところがあって、ターゲットが大学生のみ、なんです。
採用支援会社の下請けの仕事だったのですが、初めはコンペで、デザイン案も期間の短い中何度となく出しました。今となれば普通のことなのですが、当時ネオはコンペ案件がほとんどなくこんなに期間が迫られることにびっくりしました。

制作が始まると、デザインや新しいコーディング提案にも苦労しました。大学生向けに事業をわかりやすく、そして魅力的に感じてもらえるよう、プロの原稿をデザインに落とし込むことに今までになく良いプレッシャーを与えられ、脳みそが燃えそうなぐらい原稿や事業内容を読みました。
楽しかったのは、撮影です。大きな企業の中に入るのは初めてで、沢山のプロの方をドラマティックにプロカメラマンに撮っていただいたのですが、その写真は今見ても胸が熱くなります。
菅野:
わかりやすく伝えるって、簡単なようで難しいです。脳みそが燃えそうなくらい、ってすごく分かります。

スタジオネオでの仕事って、どんな特徴があると思いますか?仕事をする上で、大事にしていることは何ですか?
中丸:
スタジオネオはお客様と直でお仕事をさせていただくことが多いです。代理店が挟まない分、お客様と一緒に考え、沢山のことを聞くことができます。お客様の本当の要望を形にするのがネオのお仕事です。その要望を組めるように、ヒアリングの部分は大切にしています。
菅野:
私も本当にそう思います!
前職で企画の仕事をしていた時、デザインからプロモーション・マーケティングまで、さまざまな営業を受けていましたが、意外と汲み取ってもらえないことが多かったんです。ヒアリングはしてくれるのですが、結果的に自分たちのサービスの型にあてはめた提案をもらうだけで、こちらの意図や事情は汲んでもらえていない、と感じることが多々ありました。

スタジオネオは、表面的な依頼内容だけでなく、その奥にある思いや意図などを理解し、察した上で良いものを提示しようと皆が思っていると思います。入社前にサイトの制作実績を見た時にも感じましたし、入社してからも、とても感じます。私も、デザインに直接関わってはいませんが、企画の段階でそうなれるようになりたいと思っています。
中丸:
同じような気持ちを持って一緒に働けていることが嬉しいです。菅野さんが、一歩踏み込んだ考えをしてくれたりすると、こちらのモチベーションもまた上がります(笑)
自己満足だけでない、本質的に良いもの心地よいものを作っていきたいですね。
菅野:
はい!
やりがいを感じるのはどんな時ですか?
中丸:
お客様の満足していただいた時の声を直に聞けることはやりがいに通じます。基本的に仕事が好きです。良いものを作りたいという一心で作るので、その過程で一緒に働くスタッフの役に立てたり何かを乗り越えられた時にはガッツポーズ、お客様に喜んでもらえたら、より一層嬉しいです。
菅野:
たしかに、お客様のご満足の声を聞ける機会が、本当に多いですね。直接聞くことができるって、大切なことだなと思います。
中丸:
育休復帰後、そういった気持ちを久しぶりに感じて、社会復帰して本当によかったなと思っています。仕事以外の部分では、子供の体調管理や保育園の送り迎え、子供のイヤイヤ期など・・・色々ありますが、その部分を理解して話を聞いてくれることが働きやすく、精神的にとても助かっています。会社では全力で働けます。
菅野:
そうですね。お互い育児をしながらの仕事ですが、仕事をしていて本当によかったと思いますよね。そして、育児の日々の出来事も会社で話せることは、私も精神的にとても救われています。短時間で勤務させてもらい、理解してもらえる環境がとてもありがたく、皆に感謝の気持ちを持って働いています。
中丸:
子育てに関しては、菅野さんが1年先輩。同じ立場の菅野さんがいることは、育休復帰するにあたりとても心強かったです。(子供の風邪で休まざる得ない時の心苦しさたるや、育休中に菅野さんのメールを見ながら予習していました・・!)
菅野:
私も入社する時、育休中とはいえ順子さんの存在は本当に心強かったです。
これから、それぞれ皆が人生の節目を迎える時に、事情によって色々な働き方を相談できる、そんな柔軟な気持ちでいられる会社だと思います。
これからも、イヤイヤ期の話をしながら一緒に働いてください(笑)!
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